阪正臣の流れるようなやさしい書風の屏風。
渓山水
夏魚
初秋夜
冬暖
サイズ大きいです。
広げた状態で横171cm×縦174cm。
書面は横34cm×縦117cm。
屏風裏側にカビ跡あり
ファンの方はすでにご承知とは思いますが、乃木希典の肉声が残っています。
「乃木将軍の肉声と其憶出」というレコード(?)が存在するようです。
その内容がYouTubeで聞くことができます。
ま、本人は一言、「私は、乃木希典であります」のみなのですが
それでも当時の人の肉声が聞けるというのはすばらしいですよね。
他にもこの当時の有名な方の肉声が存在するみたいなので
調べてみると楽しいかもしれません。
乃木希典の肉筆の掛け軸はこちらにありますのでこちらも楽しんでください。
ネットをうろうろしていたら「美術館 collection」というサイトを発見しました。
こちらによると木村荘八を所蔵している美術館は北野美術館、弥生美術館、東京都現代美術館、平塚市美術館と4つあるそうです。
各美術館のサイトで確認したところ、3つ美術館で確認が取れましたよ。
ぜひお近くの美術館へ足をお運びください。
こちらの作品ならご自宅でゆっくりご覧になれますよ。
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大正リアリズムの鬼才、河野通勢は自画像や風景画など、徹底した細密描写を得意とする洋画家で近代洋画界に多大な足跡を残した人物です。
また、ハリストス正教会の信者でもあり、聖書や古代民話に題材を得た作品も多数残しています。
存在感のある写実描写の評価はとても高く、描けないものはないと言われたほどです。
ところが大正後期以降、デッサン力を活かした挿絵活動、絵画においてはロココ調から鹿鳴館風人物、江戸風俗や日本画、南画などへとジャンルを広げています。
私は最初、こちらの掛け軸を見てからプロフィールや他の作品を知ったのですが、画風がまったく違うことに驚きました。
吉田は「作家っていうのはね、息抜きにこういったものを描いたりするんだよ。
とってもユーモアがあっていいよね。河野通勢は愉快な人だったんじゃないかなぁ。」
と思いを馳せていました。
河野通勢のユーモアあふれるこの掛け軸をぜひその目でご覧ください。
最近、パチンコにもキャラクターとして登場している水戸黄門。
子ども時代に夢中になってみていました。
長寿番組である水戸黄門のオープニングで大写しになる
あの題字を誰が手がけたか知っていますか?
それは朝比奈宗源。鎌倉・円覚寺住職で、他にも大岡越前の題字も手がけたそうです。
子どものころは特に何も気にしてはいませんでしたが改めて思い起こしてみると
ものすごく立派な字だったはずと思ってネットで探してみたものの
上手く探せない。。。
ならば直接この目で見てしまおうと取り出したのがこの掛け軸。
朝比奈宗源直筆の掛け軸です。
どうですか。とても素敵ですよね~。
ぜひ、直接ご覧になってくださいね。
ところで宗源さん、どういった経緯で時代劇の題字を手がけたんですか?